お昼寝


「あ、カーティス大佐…」

「おや、未来」

マルクト軍のベースで

私達はバッタリ会った。

恋人に会えて嬉しいけれど

職場だから顔が緩まないように気を付けた。

「確か昨日は夜勤でしたよね」

「ええ、これから仮眠です」

そう言ったジェイドは私の耳元で

「よかったら一緒に寝ませんか?」

とささやいた。

「な、なにを!」

「冗談ですよ。

本当にかわいいですね」

「お疲れなのでしょう?

ゆっくり休んでください」

そう言いながらも

私の顔は多分真っ赤だった。

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