え、マジで?


宿に泊まった翌朝

「いやー俺聞いちまったぜ。

旦那が

未来愛してる

って寝言で言ってたぞ」

「え?マジで?」

ガイが面白そうに言い

隣を歩いていたルークも笑った。

「まあ!」

「愛されているのね、未来」

「ラブラブじゃーん」

女性陣も未来をからかった。

「もう、そんなんじゃ…」

「いやですね。

そんなの日常茶飯事ではないですか?」

否定しようとした未来だったが

さらりとジェイドは言った。

「本当なら四六時中愛していると言いたいですが

みなさんに配慮して言ってないだけですよ」

「え?マジで?」

未来は顔を真っ赤にしながら

ルークと同じセリフを言った。

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