乗馬


未来とジェイドはデートで

乗馬をしてみることになった。

色々支度をして未来が外に出ると

「あ!」

ジェイドは既に馬に乗っていた。

その姿があまりにも様になっていて

未来は見惚れてしまった。

「未来?いらっしゃい」

そんな未来にジェイドは馬を止めて

手を伸ばした。

「うん、でも…」

「大丈夫、私に任せてください」

優しくジェイドはそう言うと

未来が乗れるようにエスコートした。

「ジェイドは乗ったことあるんだね?」

「ええ、仕事で慣れています」

そう二人が話していると徐々に

馬はスピードを出していった。

「わ!」

「掴まってください!」

ジェイドの声がすぐ近くから聞こえて

抱きしめられているような錯覚で

未来はドキドキが止まらなかった。

「ジェイド、ありがとう」

降りる時もジェイドは優しくて

未来はお礼を言った。

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