共通点


「好きですよ、未来」

ジェイドが告白したのは

グランコクマのバーだった。

「え?でも大佐…

私でいいんですか?

仕事ではいつもドジをするし

共通点なんてないし…

私つり合うかどうか」

「未来」

戸惑う未来の手をジェイドは握った。

「共通点なんてなくて構いません。

それに貴女は素敵な女性ですよ。

だから未来の正直な気持ちを

聞かせてください」

「私…私も大佐が好きです!」

そう言った瞬間

未来から迷いはなくなった。

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