すねる


「何をすねているのですか?未来」

「す、すねてなんか…」

ジェイドの部屋でジェイドに聞かれた未来は

そっぽを向いたのに

ジェイドに顔の角度を戻されてキスをされた。

「ジェイド…」

「では姫のご機嫌が直るまで

いつまでもお付き合いしますよ」

そう言ってジェイドが今度は

未来の手の甲にキスをした。

紳士的すぎて未来は

すねるどころではなくなった。

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