部屋には二人が残された


今日は久しぶりに自由行動となった。

「ティア…その、どこか行かないか?」

「え?私と一緒でいいの?」

ルークはティアと

「ガイ!買い物に付き合って〜」

「そうだな。

この街ではアニス一人じゃ危険だもんな」

アニスはガイと出かけた。

宿の一室には

ジェイドと未来だけが残された。

「やれやれ、みなさん出かけてしまいましたね」

「そ、そうですね」

「貴女はどうするのですか、未来?」

そう言ってジェイドは未来に

急接近した。

「私はなにも考えてなくて…」

「では私と出かけませんか?」

「え?」

ジェイドは未来の手を手にとった。

「楽しい時間をお約束しますよ?」

そう言ったジェイドはどこで告白するかを

考えていた。

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