番外編「噂の二人」


ジェイドと未来の班以外は解呪が終わり

パッセージリングの中央に集まっていた。

パッセージリングには変化はなく

解呪が終わっていない

何よりこういう時に頼りになる二人を

ルーク達は待つことになった。

「それにしてもあの二人、いい感じだね〜」

「そうですわね。

見ていて微笑ましいですわ。

私は応援しています」

アニスとナタリアはうっとりとした。

「ん?なんのことだ」

「お前な、まだ気が付いてなのか?

ジェイドと未来のことだよ」

鈍感なルークにガイは説明した。

「え?

未来と大佐って、そういう関係なの?」

同じく気が付いてなかったティアが驚いた。

「まだ両想い

ってわけではないみたいだけどね〜。

大佐が恋するなんて不思議な感じ」

「確かにそうですわね」

アニスの言葉にナタリアもうなづいた。

「ですが、お似合いだと思いますよ。

僕も応援したいです」

「イオンまで気が付いていたのかよ」

置いてきぼりな気分なルークは

ため息をついた。

「ほらほら、お二人のお出ましさ。

話はまた機会のある時にしようぜ」

ガイが二人を見つけて

みんなを注意するように言った。

「はーい」

こういう話が大好きなアニスは残念そうだった。

前のお話 次のお話

TOPへ戻る

しおりを挟む