第十三話B


「ジェイドのピアスと

交互につけるね」

「それはいいですね」

にこりとジェイドは笑ったが

次の瞬間

「ふふ」

っと笑った。

「な、なに?」

「いいえ。

ピアスをつけるのが大変なら

手伝って差し上げようと

思ったのですよ。

…こうやって」

ジェイドは不意に私の耳たぶ

それから耳の裏をくすぐった。

「ん!」

全身にぞくりと甘いしびれが

走ってようで

私は甘い声を出してしまった。

「じぇ、ジェイド!」

恥ずかしくて仕方がない。

「いい反応ですね。

明日から楽しみです」

「い、いや!自分でつけるから」

私は慌てた。


【ジェイドの好感度+2】


第十四話へ続く

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