第七話A


ガチャ

私はジェイドに言われた通り

鍵がかかっていたドアを開けた。

「お待たせ、ガイ」

「未来、いたのか」

さっきまでの慌てようが

嘘のように

ガイは爽やかな笑顔を

見せてくれた。

…やっぱりイケメンだ。

「ジェイドと執務室で二人きり…

怪しいだろ?」

陛下が背後でからかう。

「おや。

そんなに何度も言われては

本当に見せつけましょうか?」

「だ、ダメ!」

私は慌てたけれど

こんな平和な世界は大好きで

ここに来る決意をして

よかったと改めて思った。


【ジェイドの好感度+5】


第八話へ続く

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