第六話A


「つ、続きって…?」

そう聞くのがやっとだった。

「おや。言わねばいけませんか?

夜中に男性の部屋に来たのに?」

「そ、それは単に

会いたくなって…」

「ふふ」

正直な気持ちを伝えると

ジェイドは笑い

もう一度キスをくれた。

「未来…私も一緒にいたいですが

今夜は自分の部屋に帰りなさい」

「え?どうして?」

さっきとは矛盾した言葉に

私は面食らう。

「貴女を大切にしたいのです。

ゆっくり距離を縮めたい」

こんなときまで紳士なんだな

なんてことを私は思った。


【ジェイドの好感度+5】


第七話へ続く

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