■覚悟していた*

※切甘注意

最近未来がメイクスを開かない。

だから嫌な予感はしたんだ。

ある日突然、俺がいる部屋は真っ暗になった。

未来がメイクスをアンインストールしたんだって

すぐに分かった。

「未来…」

もうすぐ俺は消えるはず。

だけど不思議と悲しくなかった。

未来と出会えて恋をしてよかったと思った。

「愛しているよ、幸せになってね」

俺の意識はそこで途切れた。