敵?2



「アレン変さ。」
「そんな事無いですよ。」
「何かあったら言うさ。」
「何でそんなに僕の事気にかけてくれるんですか?」
「アレンが気になるからさ…」
「へ?」
「アレンが好きさ!」
「僕男ですよ?」
「知ってるさ。だけどアレンを見てると女に見えてくんさ。」
「ぼ、僕には好きな人…っ!」

キスをしてきた。
ティキが居るのに…
見られたくなぃ!
嫌!!

ガジ!

「…っ…アレン。」

ラビの侵入して来た舌を噛んだ。

「帰って下さい!」

アレンは泣いていた。

「悪かったさ…。」

ドアを閉めてその場にへたれ込んだ。

「あいつ…」

ティキは、ラビを追いかけ様としたが、アレンがティキに抱き付いた。

「ティキ…人殺しちゃダメ。あの人も優しい人なの‥だから…」

「…っ、分かった。」

アレンは知らない。
俺がエクスシストを殺している事を知ったらアレンはどうするだろうか?
俺を軽蔑するだろか?
それとも俺を憎むだろうか?
だが、アレンに憎まれても、殺されても良いと思う…俺は変だろうか?

「アレン…。」
「ティキの匂いは変わって無いです…」

ティキの温もりに触れて落ち着いたのか寝てしまっていた。
ティキは、アレンをベットに寝かせて軽くキスをした。

「お休みアレン。」

ティキは、アレンの部屋から姿形を消した。


翌朝…

「んっ〜…ん?」

ガバーッ!


あれ?
昨日ティキがいた気がしたんだけど…

「ウォーカー殿。そろそろ着きます。」
「あっ‥はぃ。」
「ノアの一族が出てくるかもしれないので新しい情報をお伝えします。」

ノアって事はティキの情報…?

「‥はい。」
「では、新しい情報ではティキ・ミックの事です。ティキ・ミックは、エクスシスト狩りをしている快楽のノアだそうです。」

エクスシスト狩り?
そんな…







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