今日は仕事も休みで予定もないし特にやることなし。



気分転換に押し入れでも整理でもしようと押し入れを漁り初めて早2時間以上も経過していた


学生時代の教科書やノート、マルバム、卒アルや交換日記、当時好きだった雑誌や漫画など沢山思い出の品が溢れ出てくる



懐かしくって、見はじめると止まらなくてついつい見てしまう


あ、この子今なにしてるんだろ。元気かなぁ、とか。そういえばこの人とあの子結婚したんだっけ、とか。



その中で少し古びた一冊の本が出てきた。中身は覚えてない。


「これなんだっけ…?」


気になったのでとりあえず開いてみる。



そこには若い頃の私と、一人の男の子と二人で少し照れたように微笑む姿が写った写真があった


すごく懐かしくて思わず顔かふ、と綻ぶ



これは確か……そう、卒業式の日に撮った写真



他にもページをめくると沢山の写真達



せっかくだから、一番最初のページから見ようかな。




(甘くて、)(切ない思い出)



 

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