怠惰ライフ | ナノ

Memo
祖母の家には、遊びに行く度モンハンをやらせて欲しいとせがむ従弟が居る。小6である。
誰にでも笑顔で接する優しい子であり、趣味がサッカーという如何にもモテそうな少年だ。(本当に将来有望なショ…おっと誰か来たようだ)

同じ県内ではあるが真逆に位置しているため、祖母の家には中々遊びに行く事が出来ない。
更に、私の妹は部活動にいそしんでいるリア充であるため、長期休暇中も上手く予定が合わず、年に1度行く事が出来ればいい方だ。
リア充爆発しろ。

最近、その従弟が自分のPSPとモンハンを買ったらしく、私の家に行く用事はないのかと再々親に聞いているらしい。叔母夫婦は稀に日帰りでこちらに遊びに来てくれる事があるのだ。
モンハンの醍醐味であるパーティーでの狩りがしたいのだろう。あのキラキラ輝いた目で親に聞く彼の姿が目に浮かぶ…
気持ちはよくわかる。わるんだけど、

(ごめんね!私のPSPは二代目になってすぐご臨終しちゃった…!)

金欠なのも忘れてPSP(三代目)を買いに走った、とある10月末の話である。
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テーマ「推しとの恋」
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