怠惰ライフ | ナノ

Memo

挨拶してくれた子は女の子と男の子とで三人居たんだけど、皆大きな声で「こんにちは!」って言ってくれたので負けじと大きな声で挨拶しました。小さい子可愛い。
すると「何年生?」と聞かれたので、三つ指を立てて「三年生だよ」と答えました。それを聞いた男の子が「高校生?」と訪ねてきたので、それに頷くと三人は目を輝かせてこちらを見つめます。なんだこいつら可愛い。
「俺らまだ小学生だもん」「高校生って凄い!」と口々に褒めるものですから、「そんなことないよ」とやんわり否定しましたがそれでも囃し立てる三人。純粋な濁りのない眼差しは予想以上に眩しかった。
「私だってつい最近まで中学生だったし、高校生なんてあっという間だから、今のうちに小学校楽しんでね」という実体験に基づいたアドバイス?(今思えば小学生相手にこれはないわ)をして、軽く手を振ってばいばいと言いました。彼らもまた元気よく振り返してくれました。
去り際にちらと振り返ると、きゃっきゃっと騒いでいる三人。場所が小学校の近くだったということもありますが、なんだか懐かしく感じました。

別に落ちもなにもないけど、挨拶するだけでこんなにも帰り道が楽しくなるなんてぽぽぽぽーん効果半端ねぇってことが言いたかった訳です。
最近よく見知らぬ人に挨拶されるけど、挨拶って気持ちいいといいますか、気持ちが明るくなりますよね。まぁ、私から挨拶なんてほとんどしないんですがね。
でも、挨拶されたらされた分きちんと返します。中学時代に挨拶を徹底されていたので分かりますが、挨拶は返ってこないと寂しいのです。
返ってこないかも、とか考えたら見知らぬ人に挨拶って怖いんですよね。あと、変に思われないかなっていう周りの目を気にしすぎる典型的な日本人思考もありますね。難しいです。

祖母が言っていたのですが、挨拶とは「愛、いつも、然り気無く、続ける」の略だとか。

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