怠惰ライフ | ナノ

Memo
さて、消えたプリンは一体誰が食べたのか、何の目的があったのか…
私は改めて妹達に尋問することにしました。気分は逆転裁判。待ったとか色々言ってみたけど残念な目で見られました。酷いや…

私「私のプリン食べた?」

妹A「知らない」

私「本当に?」

妹A「うん。妹Bに聞けば?」


私「私プリン食べた?」

妹B「食べてないよ」

私「本当に?」

妹B「うん。絶対食べてない」

やっぱし、どっちも否定してるんだよ!なんでだよ!
しかしね、私は気づいてしまったのです。彼女の言葉は少し変だということに。些細な事ですが、私は見逃しませんでした。伊達に逆裁やってないぜ!
さて、どちらのどの言葉が変なのか分かりましたでしょうか?全く謎解きでもなんでもない無理矢理のこじつけですが、一応それっぽくしてみました。さて、以下回答。

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私「最後にもう一度だけ尋ねますが、本当に私のプリンを食べていませんね?」

妹A「えっ…?だから知らないって…」

私「異議あり!」

妹A「!?」

私「貴方は私の質問に答えていない。はぐらかしているだけだ!肯定か否定、はいかいいえで答えればいい」

妹A「…」

私「さぁ!プリンを食べたのかそうでないのか、ハッキリと答えて下さい!」

妹A「は…」

私「は?」

妹A「あはははははは」

私「なっ…」

妹A「あはは」

私「それは、どちらですか?」

妹A「あぁ、そう。ハッキリ言うと、プリンは私が食べた」

私「一体何故ですか。貴方は今日既にヨーグルトを食べたはず…」

妹A「そうよ。でも、どうしても堪えきれなかった。ヨーグルトの横に置いてあった、プリンの誘惑にね…」

私「理由はどうあれ、貴方のしたことは犯罪です」

妹A「分かってる。私はどう償えばいいの?」

私「…明日私にBIGプッチンプリンを買ってきてくれるのなら、今日の事は水に流しましょう」

妹A「分かった。それで許されるなら、明日買ってくる」

捏造乙!
でも流れは大体あってる(^O^)
結論からいうと、昨日ゆっくり言ってた妹が犯人でした。


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