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16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?

『ありません』
「ぼくもないよ」


17 貴方の癖って何?

『考え事をする時、指を組んでしまう事でしょうか?』
「ぼくは婉蓉を抱きしめる事かな?」
『それって癖なのですか?』
「うん、癖だよ」


18 相手の癖って何?

『裸足でいらっしゃる事ですね』
「靴は窮屈で嫌いなんだよ
婉蓉はお茶を飲む時目を瞑る事だよね」
『そうでしか?』
「気付かなかった?」


19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?

『突然後ろから抱きしめられるのは……』
「言っただろ?君を抱きしめるのはぼくの癖だって」
『ですが、先日はそれで茶器を一客割ってしまいましたわ
はしたない所をお見せしてしまって……』
「(可愛いなぁ)」


20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?

「特にないかな?」
『妾は、今しがた告げました様に急に後ろから抱きしめられる事ですわ』


21 二人はどこまでの関係?

『ど、どこまでッ!?』
「夫婦だから最後まで、ね?」


22 二人の初デートはどこ?

「藤の花の下だよね?」
『そうですね』


23 その時の二人の雰囲気は?

「今思うと、ほんと微笑ましいくらいほのぼのとしてたよね」
『…はい』


24 その時どこまで進んだ?

「あの時は確か、君の髪を触ったくらいだったよね?」
『はい、長くて綺麗な髪だと褒めて下さいました
思えば、妾が髪を伸ばすのは花王様のこのお言葉を戴いたのが始まりでしたわ』
「へえ、それは初耳」


25 よく行くデートスポットは?

『妾たちの室や庭園ですわ
二人きりでゆっくりと過ごす、何よりの時間です』
「夫婦になってからどこにも行けてないからね……今度二人で遠乗りにでも行こうか?」
『よろしいのですか?』
「君が望むのならどこへでも」


26 相手の誕生日。どう演出する?

『そう言えば、どの季節にお生まれになったのですか?
皆様のお名前からは想像しにくくて…』
「さあ?興味ないからね
そういう君は?いつ生まれたの?」
『年明けから二月ほどだそうです』
「冬とも春とも言い難いね…」


27 告白はどちらから?

「どっちだっけ?」
『さあ?気が付けば、という感じでしたから…』
「う〜ん…」


28 相手のことを、どれくらい好き?

『十四年過ぎても猶、求めずにはいられない程…』
「ぼくもだよ」
『もしあの時お会い出来なければ、尼になるつもりでございました』
「え、ほんとッ!?」
『はい』
「(逢いに行ってて良かった…)」(溜め息を吐く)


29 では、愛してる?

『はい、喩え様もない程愛し、お慕い申し上げています』
「ぼくもだよ、誰よりも愛してる」


30 言われると弱い相手の一言は?

『ごめん、と寂しそうなお顔で言われてしまうと、何をされても許してしまいますわ』
「(初耳だ…)」
『花王様は?』
「ぼくはね……幸せです、と嬉しそうに言われると、やっぱりなんでも願いを叶えてあげたくなるな」








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