★07/13(02:04)
7月11日の7時40分過ぎ。
祖父が息を引き取りました。
年のわりに元気な人だったのですが、数年前に緑内障を発症したのを引き金に、まるでタガが外れたかのように体調を崩していきました。
まず身体を動かすのが難しくなって、痴呆にかかり祖母に暴力をふるうようになったらしく、施設にあずけるのを許可してすぐ別の病にかかり。
今年の6月下旬ごろ、祖母に「いま延命治療受けてるから、死ぬ前に会ってやってくれ」と呼ばれ急いで向かうと、そこには以前の姿からは想像できないほど小さく、しわしわになった祖父がベッドに横たわっており、呼吸器のせいで言葉もわからないほどでした。
私は「何か話しかけなくては」と思い涙を堪えながら話しかけたのですが、兄なんかはお祖父ちゃん子だったせいか涙が止まらず、話そうと口を開くのに出るのは嗚咽ばかり。祖父はすぐに眠ってしまい、結局その日は1時間程度滞在して帰りました。
ほんとなら通いで行きたかったけど、生憎祖父母の家は車で最低3時間かかる他県。かといって滞在して祖母に負担を掛けるわけにもいかず、おとなしく凶報を待つ事しかできませんでした。
この後は向こうで葬式がされ(予算の都合と他県から来るであろう参列者が皆高齢だったため、祖母とその子供たちによる家族葬になった)、49日が過ぎてからお骨を引き取りに行くのを待つばかり。
ちなみに今の祖母は再々婚で、その前の相手が私の実の祖母(兄が産まれる前に他界)なので、初めて祖母の息子さん(父より一回り近く下)に会いました。祖母も高齢なので、息子さんが定期的に会いに行っているそうです。
悲しい報せを待つというのは想像以上に辛く、病院で我慢できた涙も、きっとお骨を納めに行く時は止まらないだろうと思います。