まだ日も高い昼下がりだというのに素肌を曝け出している自分を恥じた。
「だめ…っ承太郎、!やめてぇっ…ん、ん…ッ」
「少しは大人しくできねえのか」
袖を通すはずだったブラウスはだらしなく椅子に放置されている。支度もままならず、挙句男に押し倒されていては、約束の時間など到底間に合うはずがない。
「も…、仗助くん、待ってる、から…!」
「――こんな時に他の男の名を呼ぶもんじゃあないぜ」
「っん、は、承太郎…ッ!そこ、やだ…っ」
夢子の奥を抉じ開けようと承太郎が動く。理性的でいなければいけないのに、深い快感を与えられてしまえば次第に思考には薄っすらとした靄がかかり始めてくる。
「…夢子、もっと脚、開け」
「はぁ、ン!じょう、たろっ…ひ、あぁッ…!」
快楽のなかに沈みながら、夢子は心の中で彼の叔父へと届かない謝罪を述べた。
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(150308)