会議室の情事6
「うおっ!」

「社長、どうかされました?」

「ん? いや何も…続けて」


フンっ!

思いっきり社長の太股をツネってやった。


「おい」


資料を指差して、あたかも私に指示を出しているように見せかけていながら、耳元で言う言葉は「痛いだろが」。


「なんのことですか?」

「お前、もっと楽しめよ」


そう言ったら又、今度は強めに太股を撫でられて…悔しくもドキっとしてしまった。


「お前、声出すなよ」


クッて笑ったと思ったら、社長の手は私の太股を十分に徘徊してから、スッとスカートの中に入れてきた。

ヒャアッ!!

これは、さすがに、ヤバイ。

涼しい顔して、机の下で何してんのよっ!

何か言ってやろうにも声を出したら危険で、込み上げる快感を飲み込んだ。

私が何も言わないのをいいことに、どんどん私のそこに触れる社長の指。

こんなところで本当に、何なの!!

そんなことを考える余裕もなくて、ストッキングの上から私のソコを指でグリグリなぞり続けるんだ。

文句を言いたいのに、触れられているそこをなぞる指は優しくて…違う意味で意識が飛んでしまいそう。

目を細める私を見て、クッと隣で笑う声がした。

悔しい!!

悔しいのに、やめて欲しくない…――――
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