甘い時間3
「ユヅキ、あんまするとすぐデちゃうから、ゆっくりシて…」
『うん』
ねだるタカヒロくんが可愛くて、私は愛情込めてタカヒロくんのソレを愛撫し続けた。
何ともいえない感触の下のソレや、裏筋を舌で刺激すると、私よりも色っぽいんだろうなぁ…って思えるような声を出すタカヒロくんは、そうとう気持ちが良さそうに見える。
既に先端からは透明な汁が滴り落ちてきているから、きっともう限界かな…って思った時だった。
「アッ、アッ…ほんとにヤバイ! マジ、デそうっ…ユヅキっ、もういいっ、もう我慢できないっ!!」
『ン―――ッ』
咥えたままの私は『いいよ』って意味を込めてそう言うと、ブルブルブルってタカヒロくんが震えて…
口の中にドロっとしたモノが流れ出てきた。
天井を見つめたまま「ア―――」を繰り返すタカヒロくんは、力が抜けたようにベッドに埋もれていく。
ハァハァ…乱れた呼吸をしながらも、「めちゃくちゃ気持ちいい」って小声で呟いて、私がゴクっとソレを飲み込んだら、私の腕を引き寄せて、自分の上に抱きかかえた。
「ユヅキ…愛してる…」
トクン…トクン……
そんなタカヒロくんの一言で、泣きそうになってしまう私。
だってやっぱり好きな人から心をこめて言われる「愛してる」は嬉しい以外の何でもない。
私も愛してる…って言いたいのに、それ以上に涙が溢れてしまって、そんな私の涙を指で拭ってくれるタカヒロくんは、ゆっくりと私を下に組み伏せた。
「ありがとう、すごい気持ちよかった。だから次は俺の番な。俺がユヅキを気持ちよくさせる………変態チックに」
冗談を言うタカヒロくんに、涙が少し止まって笑いが零れたんだ。
早く私をタカヒロくんでいっぱいにして……
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