甘い時間2




「ユヅキ…ヤバイ……デそう…」

『えっ、もう?』

「…だってユヅキ、エロイよ触り方…。キスしながらそんなことされてたら我慢もできないってぇ」


子供みたいな甘えた喋り方に、クスって笑う私に、「笑うな―」って拗ねたタカヒロくん。


『ごめん、嬉しいなぁって。私そんな上手くないと思うけど、タカヒロくんには私の動き通じてるんだって』

「バカヤロゥ…」

『え?』


フウ〜ってタメ息をつくタカヒロくんは、私をギュって抱きしめた。


「上手いも下手もないよ…ユヅキだから反応してんの、オレ…好きな子だから、我慢もできないんだって……ックッ…」


トクンって、胸が高鳴った。

タカヒロくんの言葉に私まで身体が火照ってきて、それがタカヒロくんの言う「ユヅキだから」にあてはまってるって分かった。

私も、今こうしているのがタカヒロくんだから、タカヒロくんがくれた言葉だからこんなにも幸せでいられるんだって。


『うん、私も一緒だ』

「でしょう。…アァ…ほんとに、気持ち…」


耳元で荒々しく呼吸を繰り返すタカヒロくんの服を、ゆっくり私が脱がせていく。

ジャケットの下に着ている白のVネックシャツをズルっと捲(まく)ると現れたタカヒロくんの胸に、チュっと唇をつけると「アアッ」ってまた喘ぎ声。

涙目で私を見つめるタカヒロくんの髪に指を挿し込んで撫でると、トロンとした瞳を細めた。

そのままジーンズのベルトをカチャカチャ鳴らしながら取って、腰に手を当てた私はそのまま一気にジーンズを引っ張った。

カルバンクラインのボクサーパンツはしっかりとナニを強調していて、パンツの上から手を添えると、フワっとタカヒロくんが腰を浮かせた。


「危険…」

『あはは』

「…マジでイク…」

『うん』


撫でるようにその脹らみを触るべく、ボクサーパンツの中に手を入れると、「ンッ」ってタカヒロくんが鳴いた。

そのままパンツも脱がせて、「恥ずかしい」って言うタカヒロくんの足を開かせる私は、いつもカレが私にするみたいにソコに顔を近づけていった。

舌を出してタカヒロくんのソレをくわえると「アアンッ」って声。

喉の奥まで飲み込むみたいにくわえるとまた甘い声が響いた。






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