本物4




可愛いことを言い放つタカヒロくんは、私を湯船の淵に座らせて、開いた足のソコに顔を突っ込んだ。

落ちないように壁に手をついて自分の身体を支えるも、タカヒロくんの舌が私の中に入り込んだ瞬間、フワっと腰が浮きそうになるのを堪えた。


『ハァッ…』


私の太ももをガッチリ押さえながら、舌を奥まで挿られて…中を飲み込むその音にますます私のソコは溢れていって…

太ももから足先までを艶っぽく触られるその手すら、焦らされている感覚になっていく。

一度開いてしまったソコはもう、ただカレを受け入れる準備をしていて、痛さすらもう感じない。

あまりに何度も強く吸い付くから、軽く絶頂をむかえそうになってしまう。


『あっ、待ってっ』


私の言葉に、タカヒロくんがやっと顔を上げてくれた。

舌で自分の唇の周りをペロリと舐め上げるその仕草が溜まらなくセクシーで…

どうしたらいいのか分からないくらい、私の身体は興奮状態。


「やばかった?」

『うん、やばかったよ…』


一度行為を止めて私を正面からギュっと強く抱きしめてくれるタカヒロくんも、そうとう息があがっている。


「ゴム取ってくるよ」


そう言って私を離した。

でも、その手を拙まえたのは私。


「ユヅキ?」

『外に出して…もう我慢できない…』


まさかの自分がそんな卑猥な言葉をタカヒロくんに浴びせるだなんて思ってもなく、言った側から急に恥ずかしくなった。

でも、逆にタカヒロくんは嬉しかったみたいで、チュっと軽いキスを落とす。


「大丈夫、安心して全部俺に預けて…」

『うん…』

「ユヅキ」

『ん?』

「好きだよ」

『私も、好きよ』


そう言い合ってから、タカヒロくんはゆっくりと私の片足を持ち上げて限界超えそうなタカヒロくん自身を私の中に埋めてきた。

どこか強引なのに、でも優しさを帯びたタカヒロくんの行為に私の気持ちも高まって…

お風呂場が狭いのとか、動きづらいのとか、そんな感覚さえもどこかへいってしまったようだったんだ。






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