▽ 挿入
「さ、三ヶ月後にはシックスパックや」
「あは、三週間が三ヶ月に伸びてるわよ!」
「…ライザップ通おうかな…」
「けんじろ、顔はイケメンだから身体作れば完璧じゃない?」
「…俺、イケメンか?」
「うん。あの二人に負けず劣らず!私にはその可愛い性格もストライクだよ」
「ほんまか!むっちゃ嬉しいやん」
ムウーってユヅキが唇を突き出すから腕を引っ張って上に乗せてキスを迫る。
髪が俺の顔にかかって、シャンプーの甘い香り。
舌をベロベロ絡ませる俺達はもう、誰も入る隙なんてあらへんで。
こうしてる今がむっちゃ幸せやと思った。
下からおっぱいを掴んで、突起を指で摘むと「アアアアアンッ…」ユヅキが小さく鳴いた。
「おっぱい好きやん?」
「けんじろも好きでしょ?」
「めちゃくちゃな。これ以外いらへん」
下からユヅキのおっぱいを舌で攻める。
ハァハァ呼吸を繰り返しなが舌で突起の周りを舐めるとユヅキが俺の頭を抱え込む。
そのまま指で太腿を撫でながらさっきイったばかりのユヅキのそこに再度指を突っ込むと、さっきよりもトロットロやんか。
思わず顔を上げると、ユヅキのキスが落ちた。
舌を絡ませて歯列をなぞるユヅキの舌に口内を翻弄される。
むっちゃ心地よくて気持ちよくて、ほんまに気分は最高。
不意にユヅキが俺のんを手で掴んで、迷うことなく自分のそこに宛がたった。
「へっ…」
変な声と共にユヅキを見つめると、ゆっくりと俺のを飲み込むように位置を定めて腰を沈めた。
「アッ…」
漏れた声はユヅキちゃうで、俺んで。
最初は俺が上で挿入するもんかと思っとったらちゃうやん!
しかも、生やん!
これ、ええのん?
俺すぐ出てまうで?
「はのぅっ…ユヅキ?」
「ンッなに?」
「いや、もうええのん?」
「ん。なんか我慢できなくなっちゃった」
「そ、そうか。けど、アンッ…」
「ンンッ…きもち?」
「おん、むちゃくちゃヤバイわ。いやっ…あんのっ、ゴムせんで?」
「外に出して?ゴム持ってる?」
「ない…」
「だと思って。後で買いに行こう!」
「おん。それはかまへんけど。外に出すってどない?」
「大丈夫!出る直前に抜いてくれればいいから」
「そんなんしたことないねんけど」
「じゃあして。私もうけんじろと離れたくないもん」
……あかん。勝てへん。
俺もお前ん中から離れたないわ。
こんなことならゴム買うておけばよかった。
起き上がってラッコ座りで見つめ合った俺らは、ひとしきりキスをしてから、ゆっくりと腰を上に突き上げた。