受け身な隆二

下から隆二の喉仏に吸い付くと「うっ…」隆二が声を漏らす。

舌でやんわり喉仏の周りを舐めると「うはは、やっべぇ…気持ちっ…」上を向いて喉を開ける隆二の首筋、顎、喉仏をくまなく吸いあげながら、手はモリっとした隆二のそこに触れて。


「あああっ、ダブルでっ…はぁっ…」


クッって目を閉じる隆二の上に跨って顎から耳へと舌を這わせると脱力したように身を私に任せる。

ギュっと抱きとめながら隆二の耳朶を甘く噛むと「もうヤバイってユヅキ…」呼吸のあがった隆二の声に舌を耳の穴に突っこんで周りをパクっと濡らす。


「ユヅキ…結構ヤバイから…」


はぁ、はぁ…荒ぐ呼吸で私をギュっと抱きしめる隆二。


「まだまだよ」


乱れた黒タンクを捲り上げて「手挙げて」…バンザイで脱がせた。

浅黒い隆二の肌にチュっと肩にキスを落とす。

そのまま隆二の肩を押してソファーに埋める。

そこに馬乗りして上から隆二の身体を触っていく。

手でツーっと胸から隆二のソコに手を這わすとフワリと腰を浮かせた。

割れた腹筋にチュっと舌を這わすと隆二がそれに合わせて大きくゆっくり息を吐き出す。

舌で強めに舐めながら、もう一度離れた手で隆二のソレに触れると「あっ…」小さく声をあげる。

手で下がっていく私の頭をやんわりと撫でる隆二の腹筋から手元に握っているそこに視線を移す。

十分すぎるほどに膨張して硬く剃れあがっているソレを口に含むと「ああ――――ッ」隆二の喘ぎが大きくなった。

硬い棒を咥えているようで、でもその先っちょはプニュっと柔らかい。

透明の液が隆二の限界を物語っていて。

舌で先端を舐めてそのまま奥まで口に含むと隆二が天井を向く。


「ユヅキ…あんまりやると出そう…」

「いいよ、出て…」


さっき私もイったし。

そう思って口を動かす私の頭を弱弱しく撫でる隆二。

腹筋に力を入れて呼吸を繰り返す隆二はほんのり眉間にしわを寄せて耐えている。


「気持ち?」

「うん。あとちょっとで…出そうマジで…」


ニコっと微笑んで空いた左手を隆二のお尻の下に入れてそこを撫でた。


「え、ちょっと…」


慌てたように腰を揺らす隆二が可愛くて。

さっきまでガンガン攻めていた隆二も、じつは女の攻めには弱いの?って。


「あっ、待っ…ケツやばいって…出ちゃう出ちゃうユヅキッ…」


身体を変な動きで捩る隆二が可笑しくて、そのまま裏筋からツーっと先端までを舌でなぞって再度口に含んだ。

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