ノクスとユーリ

朝起きてみると、隣からとてつもない負のオーラが漂ってきた。

彼も自分と同じく何も身に付けていない格好で、彼の比較的白い肌(まあ私も白いが、)に純白の髪が重なって、何かもう全体的に白い。

それはそうと彼は私が起きたことに気づいてないみたいだ。
ノクス、と名前を呼ぶと彼は大袈裟に肩を揺らしこちらを振り向いた。

「あ、あ、起きたのですか、」
「ああ。おはよう」

私を見るなり顔を赤く染め上げていく。成る程これは面白い。
というかずっと言いたかったことを言っていいかな。

「君、いれた側だから。」

そんな初な反応困るんだが。





(そこも可愛らしいけどね)
(ゆ、ユーリさんが余裕なのはやっぱり経験の差、なのか…)


20120402/20:17


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