まるいくんを攻めるの回2




「ねぇ、いい…?」

「うっ…く…んんッ…」

「いくよ…?」

「ま、待っ…ちょっ、ジロくっ…」




あ…






「ま、まるいくん?」



「うぅ…っ…ヒック……っ」





「ど、どうしたの。ええと……うぅ〜」





(なんだよ、なんなんだよ… 止まらねぇよ…つーか、とまれ、涙!)





「……そんなにヤなの?」

「ごめっ…違くて……っ」

「泣かしちゃった……」

「ジロく…っ…」

「ごめんだしぃ」

「ふっ…くっ…」

「まるいくん…」




「…っ…せ、生理的な涙っつーか…」



「うん…」



「挿れられんのヤとか……」
「うん、わかってる」
「…そーじゃなくて…」
「うん?」
「ジロくん、いつも挿れさしてくれる…し…、それで、俺に挿れたいって思ってンのもわかってるし…」
「うん。挿れたい」


「聞け!

…で、ヤダとかじゃねーんだけど…、初めてで」


「うん」
「びっくりして……なのに、そんな…痛くねぇし…っ」
「うんうん」
「俺、どうしちゃったのかって…」
「ちょっと、パニくっちゃった…?」


「…っ…」


「あぁ、泣かないで…ね?」
「ジロく…っ」
「うん…大好きだから」
「っ…」
「まるいくんが決心つくまで、もうちょっと待てるし」







「……ジロくんの童貞は、俺が貰ってやるから安心しろぃ…」






「ははは。うん、約束ね?」






「それにしても……なんで痛くなかったんだ…?」
「実は気持ちよかったっしょ」
「……ジロくん、テクニシャン」
「まるいくん、素質あるんじゃないの?」
「何の素質だよ…」
「ボトムの」
「あん?」
「実は、抱かれる方が気持ちよかったりして」
「…おい」



「にひひひひ」




「…そろそろ解けよ、これ」

「ん?あぁ。う〜ん、どうしよっかな〜」

「おおい」

「まるいくんのココも、どうしよっか?」



(ジロくんの指テクニックであやうく昇天しかかっちまった…)



「…いかせろい」

「はいはい」

「……ほら、早く」

「う〜ん、どうしようかなぁ」



(まさかの焦らしなのか?!おいおい。
つーか、もう、……どーにもなんないんですけど)



「早く咥えろい」

「さっき飲んだもん」

「もっかい飲め」

「あんま美味しくないもん、やだ〜」

「つべこべ言わず、ジロくんの可愛いお口で俺のちんこパクってして」

「……おげひん」

「下品けっこう!ほらほら、口あけな」

「もぉ〜」




(さっきから赤い舌がチラチラ見えて、たまんねーんだよっ!
はやくしゃぶれ!!レロレロぺろぺろしろっ!
その可愛い顔にかけさせろ!!)


「んっ…はぁ、…っ…」

「へ?」


ぐちょぐちょ、ぴちゃぴちゃ


(え、ちょっ…なに?このえっちぃ音…)


「んっ…はぁ、っ…あんっ…」

「じ、ジロくん…?」


「ちょーっとまだキツいけど、……ま、だいじょーぶかな」

「あ。」


(さっきのゴム……あ)


「よいしょ…装着おーけい」

「……」



「まるいくん、準備おーけい?」
「…おーけい」




「下のお口で、食べて……ぐちょぐちょしてあげるね」

「…おげひん」

「なんか言った?」

「……なんでもナイです」




「じゃ、いくね」
「(こくこく)」



イタズラっこな笑を浮かべ俺の上にまたがり、そのままストンとおろした。





「んんっ、あぁーっ……ひゃっ…」



「う…っ」




「はぁ、はぁっ……泣かせちゃったから、いっぱい動いてあげるね♪」

「……おねがいシマス」

「まるいくんは、寝っころがってていいよ」

「…はい」






「くぅ、う、んんっ…あんッ、ん、ん」

「ジロくんっ…」



(やべっ…ジロくんの中、きゅうきゅう締まるっ……)


「まるいくっ…ん…」
「はぁ、はぁっ…」
「ちゅー…して、いい?」
「…っ…うん、…舌、出して?」


(あー、頭ボーっとしてきた……ジロくんのベロが、赤くて、チラチラ見えて、、、だめだ、ペロペロぐちゃぐちゃにしてぇ。
手錠外して、ジロくんの腰つかんで下からガンガンつきあげて泣かしてぇ。
高い声あげさせて、ジロくんの中ぐちょぐちょにして、思いっきりぶちまけてぇ。

…でも、ジロくんがこんなに動いてくれるなんて、めったにないし…終わらせんのももったいねーな)




「まるい…く…、はぁんっ……きもち、いい?」
「いい…っ…いいよ、ジロくん、…もっと」
「うんっ…」
「もっと、上まであげて、ずぼっておろせる?」
「…こう?」
「うん、そっから、一気に」



「ひぅっ…あぁぁーっ」


「いいよっ、ジロくん…はぁっ、はぁ」

「あ、や、ちょっ…まるいくっ…やっ……動いちゃダメ」

「…そんなに…動いて、ねぇ」

「あっ、あっ、…し、下からすんごく突いてる…ッ」

「……気のせいだろい」

「ああっ、あ、…うっ…うぅっ」

「ここ、ジロくんのイイところだろ。ほら」

「ひゃんっ…あっ!イイっ、まるいくっ…まるいくんっ…!」

「かわいい…ジロくん…っ、もう、たまんねぇ」





(ジロくんっ…じろ…っ…やべぇ、ちょう気持ちイイ)

















「手錠壊すなんて、まじまじびっくりだC」


「…俺もびっくりだしぃ」


「腰、いたいよぉ…」


「わりぃ…つい」

「手錠壊したときの目、イッちゃってたよ…」

「うん。あんま覚えてねぇ」

「力、強すぎだよ…骨おれるかと思った」

「大げさだろい」

「覚えてないんでしょ?
あの後、急に体ひっくりかえされて、うつ伏せでお尻あげられたと思ったら、ずこばこ酷かったし」

「ずこばこ…」

「両手で俺の腰、くだけるんじゃないかってくらいぎゅーって掴んで、腰ふってたよ?」

「…ん、なんとなく覚えているような〜」

「途中で顔あげようとしたら、思いっきり押さえつけられて」

「……」

「息苦しかった」

「……」

「でもってもう片手でちんこぎゅーって握って、イかしてくんなかった」


「…いや、もう…ほんとに」

「すんげー恥ずかしいこと言わせようとするし…」


「……ほんと、すみませ…」


「まるいくん、まじまじヘンタイだC」


「…つい、理性がー」


「……ぜってぇ次は挿れる」

「はい?」

「今度泣いても、止めないかんね」


「……いや、もうちょっと、こう…心構えというか」

「オレ、今年中にドーテイ捨てるんでシクヨロ」

「……」




「 し ・ く ・ よ ・ ろ ?」




「…………シクヨロ」




ーそうか…俺は、今年中にバージン捧げるのか(遠い目)









(終わり)


>目次

**********************

ジロくんは、バージンもドーテイも丸井くんに捧げるのです。
丸井くんのドーテイは…はて、どうだったかな。
(バージンはジロくんがいただきます)




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