23話 水は濁る
ライクレットの命により、イクズスを討つことになった2人。
「ライクレット様の為に頑張りましょアースラ!」
「うるさいィ、黙って手を動かしなァ!!」
2機のマシンが、イクズスを目指して飛んでくる
その頃、イクズスでは警報鳴ると共に
機動兵器が出撃準備に取りかかっていた。
「ベルゲルミルアンフィニーでる!」
「インフィニティー行くよ!」
「エンシェントでるよ」
遅れてリズナが出撃するのだった。胸騒ぎと共に。
「ほらほら、でてきたよ♪
アースラ!」
「分かってるよォッ!
さぁ、殺し合いの始まりだよォッッッ!!」
アクリアが杖に水を集めて一斉に
放射する。
狙いは、ウルズだ。
「来たか…!」
ウルズは見事にかわしマシンナリーライフルで狙撃する。
「あはは♪当たんないよ!」
「死ネェッッ」
アースラがビームキャノンを発射するが、スリサズには当たらない
「僕を狙うなんて100年速いよ!」
「次は僕が行こうかねぇ」
アンサズがマシンナリーライフルを連射する。
アースラに1撃1撃当て蓄積ダメージを稼いで行く。
「雑魚がァァッ!」
アンサズの攻撃を振り払い、
肩に背負ったバズーカを放つアースラ
アンサズは、そのバズーカをなぎ払う
「この間の僕らだと思ったら大間違いだよ?」
「チィッ!」
ウルズはアクリアと戦闘を繰り広げていた。
アクリアは水を自在に操り、攻撃してくる。
「あはは、はは♪
これでどうかな、異質物さん♪」
水が竜巻になり、ウルズを襲う。
しかしウルズは、マシンセルを使い、水もろとも分解して見せる
「試作型と言え、こういう使い方も出来る…!」
「何よー
良い気になっちゃって!!」
すると、アクリアは、
水を大量に呼び出し津波を作り出す。
「消えてなくなれ!」
ウルズはビームソードを取り出し、アクリアの懐に飛び込む
「…!」
アクリアの津波がウルズに届く前に
ビームソードがアクリアに届く。
すると、津波の勢いが衰える。
その隙を狙ったリズナが光の球体を召喚しアクリアを狙い打った
「イレギュラーが!!!」
津波はターゲットを変え
リズナを襲うが光でバリアを張り
耐え忍ぶ。
それを見ていたアースラが、リズナにビームキャノンを連射する。
「後ろががら空きだよォッ
小娘ェェッ!!」
「チッ…!」
その瞬間アンサズがグラビティウォールを展開
ビームキャノンを防いだ
「お礼は言わないわよ?」
「君をかばった訳じゃないよ。
ただ…」
アンサズはライフルを構える。
「僕の相手をしてる時に
他に手を出すのが、許せなかっただけさ!」
そういうと、ライフルをアースラに向けて放った
「雑魚共がァァッッ!!」
スリサズが、
グラビティを纏わせた拳でアースラに殴りかかる
「僕も居ることを忘れるなよ!」
だが、アースラの装甲は硬く、
中度のダメージしか負わせられない。
「ギャハハッ
笑わせてくれるねェェッ!!」
「―――!?」
リズナは、
直感のようなものを感じる
「…これは…ッ」
リズナが動きを止める。
それをウルズはとっさに気づいた。
「リズナ!?どうした?」
「…おでましね…」
「!?」
ウルズが、
レーダーを確認すると、
こちらへ近づいてくる熱源反応があった。
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