「ウルズ!!」
「生きてた・・!生きてたんだな!?なんで、お前はいつも心配ばっかりさせるんだよっ!!」
スリサズが少し涙ぐみながら言う。
「ホントだよ、全く。けど、生きててよかった」
アンサズも微笑む。そして、ウルズはうっすら微笑むと強い声で言う。
「心配かけた。けど、今はそんな事言っている場合じゃない。今度こそ倒すよ、ライクレットを!」
「うん!!」
「もちろんさ!」
スリサズは涙をふき、アンサズは頷く。そして3人はアポカリプスに視線を向ける。
そんな3人を横目にアポカリプスは腹部を自己再生させ、邪悪に笑って見せる。
余裕の笑み…とは思えない汚れた顔で、声を張り上げニンゲンを見下す神。
「ふふふ、あははは!!僕が取り込んだのにどうやって生き残ったのかは知らないけどさ!
もう無理だってわかってるだろう?!愚か者どもがぁぁっ!!」
ライクレットは完全に本気になり異次元爆弾で世界を葬りさろうとするが…
どうやら様子がおかしい
「どうしたんだ!?アポカリプス!」
アポカリプスがまた言う事を利かない…!?
何故だ…!?何故…!?
アポカリプスが謎の制御不能状態に理解が出来ないライクレット。
そして次の瞬間に全てを理解する。
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