「!?!?」
そこへ・・・・
マシンナリーチルドレン3人のシックススレイブが直撃する!
「ふ、ははは!そんなの効かな・・・、ッッな!?」
ライクレットは驚いた。
マシンセルもシックススレイブも既に計算し、攻撃力も予想していたはず…なのに。
装甲が少し剥がれ、当たった所が変貌していく。
「ちっ!?これは、マシンセル!?・・・・でもね、こんなんで僕を倒せると思わない方がいいよ!!」
「ああ・・っ!思ってない・・・・!」
「何ィ!?」
ウルズの純白のベルゲルミルが、アポカリプスの懐に飛び込んできた。
「はははっ!何をするつもりだい?そんな事をしたって、君じゃ無理なんだよッ!」
「確かに、僕のベルゲルミルの武装じゃ後少し足りない・・・」
そう、ウルズは気付いていた。
アポカリプスの再生能力は異常であり通常の攻撃武装ではびくともしないことに。
「そうだよ!君じゃ無理だ!頼みの精霊神と契約を結んだヴァルキュリアも、もう動けない!」
「どうかな」
「なんだと!?」
「ベルゲルミルはね。ヒュッケバインが基になっている」
「・・・まさか!!?」
「それに、このベルゲルミルの進化前は量産型ではなくてね・・・」
ウルズの話を聞いていた、アンサズが、ウルズの企みに気づく。
「まさか!?ウルズ!それはだめだよ・・・!!」
アンサズの焦り方にスリサズも気づく。
「!? そうか・・・!ウルズ、馬鹿な真似はやめろっ!!」
2人の声を聞いても尚。
ウルズは、アポカリプスから離れようとしない。
「・・・・、すまない。2人とも・・・・。
でもね、彼を完全に葬り去るにはもうこれしかない・・・・」
「!!」
「さぁ、逝こうか。神よ」
――――――・・・・・そして。
世界は、眩い光に包まれた
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