しかし・・・・


「我が名はゼンガー=ゾンボルト!!! 悪を絶つ剣なりッッ!!!」


「!?」

巨大なスーパーロボットが、アポカリプスの腕を切り落としヴァルキュリアを抱え、飛び出す。

「ス、スレードゲルミルだってぇ!?」

「ゼンガー=ゾンボルト!?」

スリサズと、アンサズがおもわず口をこぼす。

「ゼンガーさん、間に合ったんですね!」

ジロンが、言うとゼンガーが

「すまない。ナノマシンの適応とスレーゲルミルミルの大幅改造に手間取った」

そしてひょこっと、サブングルに乗ってゼンガーを案内してきた2人が言う。

「全く、世話が焼けるね!ソレイユとフリーデンはあたしらに任せてあんたらは全力でやりなよ」

「任せるだわさ!」

すると、ウルズがそんな3人、特にスーパーロボットを見て言う。

「ゼンガー・・・・どうして・・・?」

「今はそんな事を気にしている場合ではあるまい?ヴァルキュリアは救出した。攻めるなら、今だ」

「ああ、そうだ!今なら、なんも遠慮なんか要らないぜっ! ティファ!」

DXも、∀も、ウォーカーギャリアも、最後の力を振り絞り立ち上がった。

「ええ!ガロード・・!あなたに力を・・・!」

「ああ!マイクロウェーブ!!!」

DXがマイクロウェーブの充電を開始した。
そして、∀が光の羽根を羽ばたかせる。

「月光蝶を使います!」

「ウォーカーギャリアは男の子〜〜〜っ!」

すると、ライクレットはスレードゲルミルの登場でヴァルキュリアを奪われた事が計算外だったのか初めて声を荒げた。


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