「なんだって…!?」
その様子に攻撃を放った3人は驚いた。
そしてライクレットは余裕な笑みを浮かべ言う。
「君達じゃ無理だよ」
そう言って、衝撃波を一振り。
その衝撃波は∀ガンダムを吹き飛ばした。
「ロラン!!」
ガロードが叫び、ハイパービームソードで攻撃を加えようとするがアポカリプスから放たれる
黒い球体に目がついたような攻撃で阻まれ、左腕で打撃されてしまった。
「ぐああっ…ッ!」
ガンダムDXは吹き飛ばされ膝をつく。
そしてウォーカーギャリアが5連想ミサイルランチャーを使おうとした瞬間に黒い球体に弾かれしまい、そのまま攻撃を受ける。
「うそっ、主人公なのに!?」
3機は、攻撃により膝を突いた状態にまで追いやられ、そんな状況を見ていたウルズが
「ライクレット…!」
「おや、オリジネイター君、どうしたんだい?そんな怖い表情で」
「もう…君は絶対に許さない…」
「ハハハ、この状況でまだそんな事を言ってるんだ?
それに君達は優しいからこの戦乙女を僕が捕えている限り本気は出せないだろ?」
そう言うとライクレットは黒い球体に命令し白いベルゲルミルを狙う。ウルズは黒い球体を見事マシンナリー・ライフルで打ち落とす。
「さすが、人造人間。見事な反応速度だ、じゃあこれはどうかな」
ライクレットは衝撃波を放つ。
ウルズは衝撃波の余波などを全て計算しかわすが…
「あまいよ」
恐ろしいスピードのアポカリプスの尻尾が白いベルゲルミルの腹部にヒットした。
「…!!」
ベルゲルミルは吹き飛び、ガンダムDXの隣りに転がり落ちる。
「大丈夫…か?」
「ガロード・ランか。君の方こそ大丈夫なのか?」
「へっ、こんくらいなんてこたあないぜ!」
「ああ、僕もだ…まだやれる…!」
白いベルゲルミルと、ガンダムDXが立ち上がる。
そして別の場所に吹き飛ばされた∀ガンダムと青いベルゲルミル
「僕も…まだ、大丈夫です…!やれます!!」
「全くやってくれるねぇ…。でもこんくらいでくたばるほど僕らは弱くないよ…!」
ウォーカーギャリアと赤いベルゲルミルも立ち上がる
「主人公をなめてもらっちゃぁ困るぜ!」
「ハッ、全く君と話してると調子が狂う。けど舐めてもらっちゃ困るってのは同感だ。僕らを舐めるなよ!」
そして再びライクレットへ向かって来る。地球の救世主達。
そんな様子に少しも動じないライクレット。そしてニッと笑いを零すと手にした白い戦乙女を掲げてみる。
「ライクレット、その子に何を…!やめろっ!!」
アンサズが真っ先に叫んだ。
「何を…する気だ…!?」
ウルズも叫ぶと、ライクレットは邪悪な声で言う。
「精霊の神の力とくと味わうと良い…!」
「!!」
その言葉と同時に強力な力が形成されその場一体を覆いつくし、
戦乙女は痛烈な悲鳴を上げた。
「リズナ!」
アンサズがそう叫ぶと、強大なエネルギーがそこから放出される。
「皆さん防御を!!」
「ハッハハハ!これが、神の力だ!!さあ、味わえ!!!」
その場は眩い光に包まれ、強大なエネルギーが暴走した。
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