解析中におこった異変にウルズが気づいた。
「・・・!?」
「ウルズどうしたんだ?」
「あるポイントの結界が弱まった・・・しかし、まだ破るには一押したらない」
「なんだよ、それ!?」
「一体、どうして弱まった・・?・・!」
ウルズは、結界の形に気づいた。
それは五角形になっており、それぞれ角に光があったのだ。
「これは、まさか女神達に相対する色か・・・?」
そして、弱まった色は黄色、土の色だった。
ウルズは、アンサズに連絡を入れた。
「アンサズ」
「ウルズ?どうしたんだい?まさか、僕の事が心配になったのかな?」
「それもある、所で今土の女神を倒したのかい?」
「よく分かるじゃないか?あと4体、まだまだ居るんだ、忙しいったらありゃしないよ」
「そうか・・。あと10分程で出来るだけの数を倒せるかい?」
「はぁ?難しい事を言うね・・・!」
アンサズが驚いていると、リズナが口を挟む。
「大きな注文ね。で、10分で倒さないといけない理由は?」
「ライクレットが結界を張っていてね、近づけないんだ。どうやらそれの解除のカギは女神達らしい」
その言葉にアンサズが、
「なるほどねぇ。あと10分で異次元爆弾の設置時間なら、なんとしても倒さないといけないねぇ!」
そう言って気合を入れ、女神達に攻撃を開始する。そしてリズナも
「分かったわ・・。10分ね、任せて」
リズナはシャイニングレイを最大能力で呼び出し、女神達に放った。
その様子にシャイルは
「無駄です、もうあなた達に未来はない・・・」
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