『!!』
女神達の攻撃が、神殿内部から放たれた砲撃により消滅した。
「ウルズ!」
スリサズが彼の名前を呼んだ。
アンサズも、姿を現した白銀のベルゲルミルを見ながら
「・・・遅いよ?そんなんじゃアイリスに顔向けできないじゃないか?」
子バカにした言い方をするが、その言葉にウルズは
「ああ。お前の言うとおりだ。
もう、遅れは取らない。アポカリプスを止めに行く・・・・!」
「ようやく揃ったわね。じゃあ外界へ行くわよ!!
扉を開けるまでの時間、援護頼んだわよ。あなた達!」
リズナがそう言う、ヴァルキュリアの空間を操る能力を開放させる。
するとそれを阻止しようとするシャイルが、女神達に命令を下した。
「行かせると思うのですか!?
女神達よ、止めなさい!!行かせてはなりませんッ!!」
その命令と同時に、猛攻を開始する4体の女神達。
するとそこに巨人達が立ちはだかった。
「戦乙女の邪魔をするのは、よくないねぇ、女神さん達!」
「ああ、邪魔はさせないよ!!」
「お前達、行くよ・・・!女神と食い止める」
ウルズの号令により3機のベルゲルミル達が一斉に飛び立った。
そして女神達と壮絶な戦いを繰り広げた。
「おのれ・・・!!」
シャイルがそう言うと、光を大量に集めるが
「やらせはしない」
ウルズが、すかさず彼女の行動を食いとめた。
「人形が・・・ッ!!」
「君の相手は僕がしてあげるよ・・・・・ッ!」
その言葉にシャイルが、剣を取り出しウルズに殴りかかった。
ウルズも、ビームソードを取りだし応戦する。
2つの剣は、バチバチと火花を散らしぶつかりあう。
「ライクレット様の邪魔はさせない・・・・!」
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