「チィ!めんどいやね!姉さんを先に・・・!」
「じゃあ、とどめを頂くわね」
リズナはそう言って、光を出現させる。
「何をしようというのかしらんけどね!もうしまいだよ、姉さん!」
「それは、どうかしら…?」
リズナがにっと、笑うと光の後ろからスリサズのベルゲルミルが突っ込んでくる。
「これが狙いかい!?」
「消えろォォッ!!」
ヴァルキュリアの攻撃に炎を回していたファイラはベルゲルミルに炎を回しきれず、ベルゲルミルの攻撃に直撃する。
「ぐああああっ!」
「まだまだ終わらないよ!!」
「なんのこれしき、まだまだやっ!!
「そうかな!?」
マシンナリー・ライフルを装甲が剥がれた所に乱射する。
「そないな事でぇぇっ!!!」
そして、女神のマシン、ファイアへルの頭を掴み。
「これで、終わりだよ!!」
マシンナリーライフルで撃ち抜いたのだ。
ファイラは悲鳴を上げ、ファイアへルは爆発していった。
ファイラが倒れた事で、ファイラの部下達、ファイヤー・ウォーリアも機能停止し爆発する。
だが、またもや空間が割れる。
そこからでてきたのは、初めてウルズ達が会ったあの、光の女神。
「・・・ファイラ・・・・。情けない、やられるなんて・・・」
「またお出ましかい?」
アンサズが皮肉を言う。
そして、スリサズがシャイルに銃口を向けるのだった。
「今回はこちらも決戦に来たつもりだからね。相手になるよ、光の女神」
ウルズがきつい口調でシャイルに言うが、
「私はそのようなつもりはありません・・・」
「は?!じゃあ、何しに来たんだよ!」
「あなた方にお話する必要はない・・・・」
そう言うとシャイルは、激しい光を放ち辺りを焼き払う
「戦いに来たわけじゃないのに、問答無用で焼き払うってのかい!?」
「私の任務は、無への帰還と、ライクレット様の護衛」
すると、ウルズが問う。
「護衛・・・だと?」
「そう・・・・、あのお方の身は私がお守りする・・・」
ブリッジでは、シャイルの出現に焦りと戸惑いが渦巻いていた。
「一体・・・。女神さんは何を言ってるんでしょうか・・・」
アイリスは不思議そうに、言う。
「艦長!」
「なんですかっ?」
「監視カメラに、ライト君の姿が!」
「え?」
「映します!」
「ここは・・・・、甲板への出入り口・・・・?」
監視カメラの映像に写るライト
そこは甲板に続く道だった。
そしてそのまま外へ出て行くのだった
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