「おうおう、兄さん
格闘戦もできるんかいな」

「お前こそな!」

「でも、ウチの方が…
一枚上手や!!」

そう言うとファイラは、
全身から炎を出し、
恐ろしい熱量でスリサズに接近する。

「くッ!」

スリサズはその熱量に耐え切れず
一時撤退する。

「どないしたんや!
おしまいかいな!」

その状況を見ていたウルズが
彼女から発する熱量を解析する。

「…1600万度だと?」

1600万度…
それは太陽の中心の温度に値する。
そんな炎の中にいれば
普通は焼け死んでしまう。
マシンセルで強化された
ベルゲルミルでさえその温度に耐える事は難しい。

しかし、ファイラは耐えるどころか
その炎の中心におり
自在に操ってくるのだ。

「どうや!
ウチは太陽司る女神やからね!
これくらい簡単なもんや!」

「1600万って、どうするんだ!?
近づけないじゃないか!」

スリサズが、そう言うと、
ウルズが落ち着いて弱点の解析を始める

「とりあえず、遠距離攻撃で凌いでみるかい?」

そう言うとアンサズが、
マシンナリーライフルを乱射する。
だが、ビームはすべて炎に飲み込まれてしまう

「ちっ、やっぱりあの炎をなんとかしないとかい!」

そこへアイリスがイクズスの主砲を発射する。
主砲に飲み込まれファイラの姿が消える。
しかし・・・・

「あの戦艦はんもなかなかやりおるね」

主砲すらも炎に遮られ、
ファイラに届かなかった。

「それじゃあ こっちからいくで!!!」

ファイラは1600万度の熱量と共に
イーグレット達に遅いかかる。

ウルズ達は、華麗にかわすが
1600万度の温度に遮られ攻撃する事はできずにた。
リズナが、光球で狙撃する
すると、炎を少し貫通する。


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