隣同士が一番自然 好きかも、しれない 平行線を辿る日々 慌てて離した手 一歩を踏み出す勇気 手をつないだ。君に一歩近づけた気がした。 怖がる君の手を握った、俺の下心を君は知らない。 放課後の教室は少し寒くて、君の手はこんなにも温かい。 一人にしてと微笑う君の、震える手を離すものかと。 俺はただ君の手を握って、君は黙ったまま頷いて。 prev next ▼