どうやったら、振り向いてくれるのかのう…
難攻不落恋愛
ワシは今恋焦がれている相手がいた。
目の前で笑っているこん子。くるくる表情が変わって、可愛らしく愛らしい。
そして鈍い。
ワシが好きじゃと言っても、私もですよ龍馬さんなんて栗色の髪を揺らして笑う。好きの言葉の意味なんてちっとも伝わっちょらん。
はぁと肩で溜息。どうしたんですか?と眉を下げて戸惑うこん子を抱きしめてもええじゃろか。
「実は…」
「は、はい」
「何でもないぜよっ」
「きゃあっ」
嘘をついてふざけた振りしてだきついた。今のワシにはこんなことしか出来ん。本気の告白はまだ怖い。絶対に手放したくないし奪われたくないから、まだもう少し。
ふざけたふりの軽口で場を濁す。
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30000フリーリクエスト・yuu様へ。
小娘に片思いの龍馬さんということで、もやもやしてる可愛い大人を目指してみました。やっぱり龍馬さん可愛い。そして書きやすい。
yuu様のみお持ち帰り可能です。
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