これが俺等のJK(常識)だ。 34 髪も体も洗ったところで湯船にゆっくりと使った。 「ふぃ〜……いい気持ちぃ〜」 ほだされる〜 癒されるぅ〜 「疲れがとれるな(笑)」 洗い終わった唯斗が腰にタオルを巻いたまま隣にきた。 「そうだね(笑)」 唯斗と談笑しているとバシャバシャと激しい音をたてながら金髪が……優が 泳いできた あれ? おかしいな? お風呂って泳ぐとこだっけ? 「優!!泳ぐな!?」 ザバァ!!っと音をたてながら顔を上げた優の顔は… え?ちょっ… 顔がない!? あ、違った…顔がまったくもって見えない!! 「Σ化け物〜!?」 唯斗が金髪の物体を見て叫んだ。 「失礼な!?麗しい俺に対して化け物だなんて!!優くん泣いちゃうぞ☆てか殴っちゃうぞ☆」 優さんんんんんんんんん!!!!!!!!!!!!!!!!? 殴っちゃダメェェ!! 「言ってることも怖いし髪のせいでもっと怖いから!?」 まったくだよね!! 「優、せめて髪をサイドにわけとけ」 「あ、雅也…ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ?!」 「なんだ?」 な ぜ 眼鏡をしたまま入ってるの?! てか眼鏡曇ってないことにも驚きだよ!? 「なぜ眼鏡したまま!?そしてなぜ曇ってないの!?」 「………雅也クオリティーだ」 うん、わけわからないからね!? どこらへんがクオリティーなの!? 「こいつらに突っ込むだけ無駄だよ涼…」 唯斗…どこか遠い目してるよ!? |