これが俺等のJK(常識)だ。


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「うん。ちゃんと昨日言ったからね?」


困ったように麗しい綺麗な顔を歪める水樹……さん。
なんか呼び捨てにできないかも…



「まぁいいや。とにかく優さん達の部屋ね(笑)はい、カードキー」


「あ、ありがとう水樹さん(笑)」


「さん付けなんてしなくていいのに………まぁいっか(笑)部屋に荷物送っといたから…部屋に置いてある家具は勝手に使っていいからね」


「そんじゃまぁ!!部屋に戻ろーぜ!!☆んじゃなぁ〜水樹〜」



忍達が水樹さんに手をふりながら歩きだしたので俺も急いでその後を追った。





しばらく長い長い高級感溢れる廊下を歩いていると優が寮について説明してくれた。

「この寮の一階には売店つーかスーパー?いやコンビニみたいなのがあんだ。大体食堂まで行くのが面倒な奴はここで材料買って自炊してる。それと10階…最上階は生徒会の部屋があって一般生徒は立ち入り禁止だから間違っても行くなよ?てか間違って最上階言ったら爆笑もんだから!!wそれと9階は風紀委員の…巣窟だから近づくな。生徒会と風紀には大規模な熱狂的なファンクラブがいるから行ったとこ見られたらぼこぼこだな(笑)」





優さん…
笑顔で凄いこと言わないで!?(泣)



すると忍が付け足すように言った。

「ちなみに俺らS科、一学年から三学年の部屋は8階が三学年。7階が二学年。6階が一学年なんだ。ちなみにそれぞれの階にS科専用の大浴場があんだ〜☆涼…今日皆一緒に入ろうな☆


Σなぜそうなっちゃうの!?


「なにいってんだ…友達として男として裸の付き合いがあるに決まってるだろ!!


「言ってることがエロく聞こえるのは俺の気のせい!?」



隣で必死に笑いをこらえてる雅也と豪快に爆笑してる優をみてなんだか悲しくなった。

なぜだろう(泣)




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