これが俺等のJK(常識)だ。
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「あ、」
さっきまでダラダラと机に突っ伏していた佐久間が
ふと思い出したとでもいうように顔をあげてこちらをみてきた
「……涼ってさぁ…俺等のこと名字呼びするよねぇ？」
「えと…様でもつければいいの？」
こっちを見ていた我狼と佐久間は一瞬キョトンとした顔をしたがすぐに吹き出し大きな声で大笑いしはじめた。
「ぎゃはははははははは!!ｗｗｗｗｗサイッコー!!!!!!マジサイッコー!!!!!!」
「やべぇ!!様付けパネェから!!!!!!!!!!!!ｗｗｗｗｗ」
机をバンバン叩きながら大笑いをしている佐久間と腹を抱えて苦しそうに笑っている我狼をよそに奥島は顔をおもいっきりしかめながら手で口元をおさえている
奥島を不愉快にでもさせてしまったのかな？
川上は苦笑しながら
「いかにも常識なんてまったく通用しないこいつらに様付けなんてしなくていいから(笑)」
「亀島のくせに口だしてんじゃねぇよ」
「ならなんて呼べばいい？」
「俺は気軽に唯斗でいいよ」
我狼の発言を無視したまま俺に笑いかけてくるこの人は大物なのかな？
とボーと考えていると無視したことが気にくわなかったのだろうか我狼が川上…唯斗を叩いていた
「え？ちょ…我狼!?」
「あ、忍でいいよ。なんなら様付けでもオッケーだぜ☆」
「へ？あ、うん。忍っていうよ」
「ﾁｯ…」
舌打ちが聴こえた気がするのだが気のせいとしておこう。
うん。
そうしよう。
