これが俺等のJK(常識)だ。


6


――――食堂――――


食堂に入るとそこは広くガヤガヤと大勢の生徒でにぎわっていた。


「スッゲー…」


感嘆の息を漏らしながら俺は広い食堂を見渡す



俺がキョロキョロとしていると川上に軽く肩を叩かれ小さく 耳塞いでて と言われた



よくわからなかったがいうとうりに俺が耳を塞ぐと同時に大勢の凄い悲鳴じみたものが食堂に大きく響いた
耳を塞いでも聞こえるってどんだけだよ!?
っと心の中でツッコミ、皆が見ているほうをたどってみると



俺?
じゃなく俺の後ろに皆の視線がいっていた



俺の後ろにいるのは我狼、川上、佐久間、奥島の4人。



あぁ…



「なるほど」



なんとなく状況が掴めた。
そういえば4人とも美形でしたね…
しかもここは男子校。
男しかいないとなればあっち系の対象でこの4人を見ているのか…


複雑だな


「アハハハハ…相変わらずうっせぇなぁ〜黙れクソどもが」

笑いながらものすごい酷いことを言っている佐久間がいつのまにか俺の隣にいた。

「うるさいな」

奥島がはぁ…と呆れたようにため息をつきながら眼鏡を軽くあげる

「いいからあんなクソども頭から抹消して席すわろーよ」


「Σ言ってることがものすごく酷いんだけど!?」


「いつものことだから気にすんな。さ、端があいてんぞ?行こうぜ」


川上が俺の手をひきながら席に誘導してくれた




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