主人公視点





 八歳でアカデミーを卒業です。強制的に。あれか、お前もう邪魔ってことか。
俺の班員は成績がトップとドベ、に万年平均の俺を加えた花のない男だけのマンセル。担当上忍も男ならうわぁって感じ。何だけど、うわぁ、以前の問題だった。


「お前たちの上忍師になる、志村ダンゾウだ。まぁお前たちが明日の試験に受かればの話だがな」


二ヒリと口角を上げる悪人面。おいおいおいおい、まさかのダンゾウ?しかもさ、あのうちはサスケのパパさんと日向一族の誰かが一緒なんですケド!!



「名はうちはフガク。好きなモノも嫌いなモノもお前たち言う気はない。だが夢だけは教えておいてやる。うちはの繁栄と、」

そこで切ってこちらを睨みつける。へ?


「波風ユウ、お前を」


……超怖い!「お前を」、何?何なの?ハッキリ言ってよ!怖くて今日はミナトと一緒に寝てもらわないと寝れないじゃないか!日向の子はあのネジパパ、ヒナタパパの双子の従兄弟らしい。だが<うちは>と<日向>を一緒の班にするか、普通。ダンゾウ怖い、うちは怖い、日向怖い、俺はただのビビりヘタレ弱虫なんだけど!!

取りあえず俺も自己紹介しておいた。



「お、お、俺、は、波風、ユウ、です!好きなモノは平和!嫌いなものはそれを壊すこと!夢は……、火影(になるだろうミナト)を支えることです!」


云った!言い切った!どもりながらだったけど言ったよ俺!
だけど班員と先生の視線が怖いのでミナト、お兄ちゃんはもう限界です。





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