一回だけじゃ物足りない
「それ、やだっ……!」
「はぁーい男なら黙って感じる!」
「ぃっ……!うあっ!あぁ、や、やだっ!キール!」
いつもの調子で物事を進めるキールにヴェッテは制止の声を投げ掛けるがそんなのお構い無しに彼はヴェッテの後穴へと自分の陰茎を容赦なく貫いた。後ろから突かれているために顔は見えないが、恐らく今キールは笑っているだろう。ヴェッテは急激な異物感に悲鳴に近い声を漏らし痛みに顔を歪めながら必死に耐えている。
「いた、い!きーる!痛い!」
「んー?慣れる慣れる!」
「おいっ!っあ……!!」
キールは彼の背中に身体をくっつけ、胸に手を這わせる。そして突起をぴんと弾く。
「やっ、キール……!」
声が聞こえているのかわからない。キールは胸にあった手を腰へと動かして律動を開始する。じゅぼじゅぼと淫らな音を立てて腰を動かす彼にヴェッテはシーツを握り締め声を出さないようにしていた。だがそれに気付いたキールがむーと呟きながら片手を彼の陰茎へと移動させ優しく握った。
「ッ……!」
「ヴェッテー声出せー!」
「ひあっあぅ……!」
激しくも、確実にヴェッテの感じるところだけをごりごりと突いて来る。熟知されていて腹が立つ。
「はぁっ……!や、ぁっ!んっ……や、きー、る……!」
「俺様にかかれば……こんなもんよっ」
「ひゃっ!あぁっ……!」
前立腺を容赦なく刺激され視界が明滅する。強すぎる快楽に思考は霞みただ身体は確実にキールを欲していて……
「も、っと……!」
「おーけぇ……!」
「あぅっ!あっ、はっ……!!あああっ……」
調子が乗ってきたのか、キールもニヤリと笑みを浮かべながら律動を段々早めていく。
絶え間なく紡がれる嬌声に彼は脳を犯されるような感覚に陥りながらグルリ、とヴェッテの身体を反転させ上を向かせた。その際に、腸壁と陰茎が擦れたのか彼は短い悲鳴を上げる。
「かーわい」
「や、きーる……!みる、なっ……!」
「いい顔だぜ……?俺に犯されて、ぐちゃぐちゃ」
「やっ、あぁっ!」
涎と涙でぐちゃぐちゃになった顔をキールは笑い、口付ける。
「ふ、ぅ……んっ」
「ッ……」
「だ、め……キール、イっちゃ……!」
「イっちまえよ……!」
ガンガンと前立腺を突き上げ、ヴェッテの陰茎も絶え間なく刺激する。そんな快感に耐えられるはずもなくヴェッテは一際大きな嬌声を上げ背中を仰け反らせて射精する。キュウ、と腸壁が縮こまる感覚にキールも小さく呻きながら中へと熱量を吐き出した。
「はっ……はっ……」
「……ヴェッテ」
「な、に……?ッあ!?」
ドクン、と未だヴェッテの中にいた陰茎が確かに硬度を増した。
「もう一回な?」
「や……だ……!ひゃあっ!」
再度、開始した律動。ゆさゆさと揺さ振られもうヴェッテは気が気ではなかった。中で暴れまわる熱量は体内から確実にヴェッテを犯していき思考を奪い去る。
「んぅっ……!や、ああっ……!」
「はっ、ヴェッテ……愛してる」
もっと、もっとお前が欲しい__
*
いつもどおりのキールさん
「それ、やだっ……!」
「はぁーい男なら黙って感じる!」
「ぃっ……!うあっ!あぁ、や、やだっ!キール!」
いつもの調子で物事を進めるキールにヴェッテは制止の声を投げ掛けるがそんなのお構い無しに彼はヴェッテの後穴へと自分の陰茎を容赦なく貫いた。後ろから突かれているために顔は見えないが、恐らく今キールは笑っているだろう。ヴェッテは急激な異物感に悲鳴に近い声を漏らし痛みに顔を歪めながら必死に耐えている。
「いた、い!きーる!痛い!」
「んー?慣れる慣れる!」
「おいっ!っあ……!!」
キールは彼の背中に身体をくっつけ、胸に手を這わせる。そして突起をぴんと弾く。
「やっ、キール……!」
声が聞こえているのかわからない。キールは胸にあった手を腰へと動かして律動を開始する。じゅぼじゅぼと淫らな音を立てて腰を動かす彼にヴェッテはシーツを握り締め声を出さないようにしていた。だがそれに気付いたキールがむーと呟きながら片手を彼の陰茎へと移動させ優しく握った。
「ッ……!」
「ヴェッテー声出せー!」
「ひあっあぅ……!」
激しくも、確実にヴェッテの感じるところだけをごりごりと突いて来る。熟知されていて腹が立つ。
「はぁっ……!や、ぁっ!んっ……や、きー、る……!」
「俺様にかかれば……こんなもんよっ」
「ひゃっ!あぁっ……!」
前立腺を容赦なく刺激され視界が明滅する。強すぎる快楽に思考は霞みただ身体は確実にキールを欲していて……
「も、っと……!」
「おーけぇ……!」
「あぅっ!あっ、はっ……!!あああっ……」
調子が乗ってきたのか、キールもニヤリと笑みを浮かべながら律動を段々早めていく。
絶え間なく紡がれる嬌声に彼は脳を犯されるような感覚に陥りながらグルリ、とヴェッテの身体を反転させ上を向かせた。その際に、腸壁と陰茎が擦れたのか彼は短い悲鳴を上げる。
「かーわい」
「や、きーる……!みる、なっ……!」
「いい顔だぜ……?俺に犯されて、ぐちゃぐちゃ」
「やっ、あぁっ!」
涎と涙でぐちゃぐちゃになった顔をキールは笑い、口付ける。
「ふ、ぅ……んっ」
「ッ……」
「だ、め……キール、イっちゃ……!」
「イっちまえよ……!」
ガンガンと前立腺を突き上げ、ヴェッテの陰茎も絶え間なく刺激する。そんな快感に耐えられるはずもなくヴェッテは一際大きな嬌声を上げ背中を仰け反らせて射精する。キュウ、と腸壁が縮こまる感覚にキールも小さく呻きながら中へと熱量を吐き出した。
「はっ……はっ……」
「……ヴェッテ」
「な、に……?ッあ!?」
ドクン、と未だヴェッテの中にいた陰茎が確かに硬度を増した。
「もう一回な?」
「や……だ……!ひゃあっ!」
再度、開始した律動。ゆさゆさと揺さ振られもうヴェッテは気が気ではなかった。中で暴れまわる熱量は体内から確実にヴェッテを犯していき思考を奪い去る。
「んぅっ……!や、ああっ……!」
「はっ、ヴェッテ……愛してる」
もっと、もっとお前が欲しい__
*
いつもどおりのキールさん
2014/02/14 21:58
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