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「んっ・・」
眠たそうに目を擦りながら、円が起きた
五月蝿すぎた・・
「ホラ、お前が煩いから起きてしまっただろう」
「う゛ぅ・・」
まぁ、俺が悪いけどー
事実だがら、口がつまる
「まどか〜、俺のところおいで〜」
手招きをして、円を呼ぶが
「まーくん、桐にぃがいい!!」
そういって桐のところに駆け寄っていってしまった
えっ
なんで桐??
「ッ!!お前、早く帰れ!!!俺の円を取るなんて!!!」
早く追い出さないと・・
俺の円がッ!!!
「なんで、俺よりも桐なんだよぉおおお!!」
俺の叫び声が、別邸を包んだらしい
それほど、大きな声で俺は叫んだ
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