0327 00:58


米「なぁ、イギリス。生きるってなんだろうな」

英「は…!?どうしたアメリカ;なんか悪いもん食った…か?」

米「少なくとも君の料理より悪いもの食べた記憶はないぞ」

英「んだとコラ!………ってかお前、マジでどうしたんだよ?急にそんな意味深長なこと聞きやがって…」

米「ん?…いや、ふと思っただけさ。国とは言え、普通の人と変わらずに俺達が生きている理由はなにか、って」

英「…俺達の存在理由、か」

仏「アメリカったら、珍しく真剣な顔して。悟りでも拓いたか?」

露「ほんと、珍しい♪」

中「しかし生きる理由…。難しい質問あるな」

日「えぇ…私たちには何かしら生きている理由があるとよく言われますがね…」

西「単純に子孫繁栄とかちゃうん?」

南伊「っはぁ?バカかお前!俺達は国なんだぞ?んなこと無理に決まってんだろコノヤロー」

仏「えぇー、でもお兄さん普通にあんなことこんなこと」

英「テメェは黙ってろ髭!あのアメリカが珍しく真面目に考えてるってのに話題逸らしやがって」

北伊「あっ、じゃあじゃあ!こうして皆に会うため、とか!」

普「イタリアちゃんはロマンチストだなぁ!そんなとこも可愛いぜ!」

北伊「えへへ〜、だって俺、色んな女の子に運命感じちゃうし〜!」

仏「お兄さんも感じちゃう!」

西「フランスほんま黙れ」

仏「スペインまで酷くない!?」

独「……というか、俺達の祖先、それより太古の生き物に生きる死ぬの概念は無かったんじゃないか?」

日「ドイツさん?」

普「…あぁ、言われてみればそうだよな。さっすがヴェスト!」

米「確かに、ドイツの言う通りかもしれないな。だけどそうなると、それこそ生きる意味なんて無いように思えるんだぞ」

日「…そうですねぇ…。なぜ生きるのか、それは人間が作り出したこの社会性から来る疑問なのかも知れませんね」

北伊「ヴェ〜。他の生き物、例えばその辺の猫ちゃんにはそんな疑問ないだろうしね〜」

日「ええ」

露「ならそもそも、僕たちに生きている理由なんて元からないのかもね。うふふっ♪」

中「…っなにあるかロシア、怖い顔してるあるよ…」

普「しかしそうか…。でも、そうだよな。俺達の祖先は生きる理由を考えつくまでもなく充実した生を送ってたんだろうな」

南伊「だろうな。でなきゃ今頃生きる理由についての文献やら何やらがたくさんあったろうよ」

英「…なら、生きる理由について真剣に考えてる俺達って何だ?」

一同「…………」

米「あーぁあー!な〜んか馬鹿らしくなってきたんだぞ!」

仏「同感。そんなこと考えるよりもさぁ…」

北伊「今何をしたいか考えるべきだよねっ♪ね、にいちゃん!」

南伊「はんっ、言われなくても」

西「せやせや!そんな生きる理由なんて湿っぽいんは性に合わんからなぁ!」

普「まったくだぜ!俺様としたことがそんなことで時間を潰すなんてな!てなワケでヴェスト!」

独「ん、ああ。議題は解決した。よって本日はこれにて解散!!」



ざわざわ…



普「よっしゃーこのまま飲みに行くぞヴェスト!」

独「はいはい分かったよ…」

北伊「ヴェー!俺も行く行くー!兄ちゃんも一緒に行こうよー!」

南伊「けっ、分かったから離せ馬鹿弟!」

西「イタちゃん〜俺も一緒に行ってええ!?」

北伊「もっちろん!」

普「おーいフランス!お前もどうだ!?」

仏「んじゃぁ行っちゃおっかな〜あ」

英「アメリカ、行くか?」

米「え、君は止めといた方がいいよ!」

英「よし決まりだな、アメリカ。行くぞ」

米「まだわからないのかい君!君に呑まれたら面倒なんだよ!」

英「あーあー!聞こえねーなー!」

仏「おっ、アメリカも行くのか?って、げぇっ;何、この眉毛怪人も行っちゃう感じ?」

英「オイ髭、今のは聞き捨てならねぇなぁ…?」

独「貴様らぁっ!ついて来るならもう少し大人しくせんかぁぁぁ!!」





日「ふぅ…。皆さん変わり身がお早いことで。とは言え、先程の疑問を苦痛に思う人もたくさんいらっしゃるのですよ…。しかしこの世界で生きる限り、この疑問は私たちの中から消えることはないのでしょうねぇ。これを書いた管理人さんも例外ではなく…。ふふ、欧米文化も去ることながら…私たち人間の心情もまた複雑怪奇――ですね」






北伊「にほーん!皆ついて来るみたいだけど、日本も来るよね?」

日「イタリア君。えぇ、是非ご一緒させて頂きます」

北伊「うん!じゃー行こっ!」








***



そう、生きることについて考えたんですよ。私。

なんで生きているのか、その訳を。

けどなかなか答えは出ませんでした。

それで思わず↑みたいに皆に話し合って貰ったわけですがw

で、その結果。
なんでそんなこと考えてたのか馬鹿らしくなっちゃいましたとさ(笑)←


ダメですねぇネガティブは!
そう考えてしまうくらいなら自分から行動すればいいのに!

そう。いつだって行く手を阻むのは自分自身の心の弱さ。


変わるのは怖いね。

このままで居たい気もするなぁ。

だけど変われたら、そんなちっぽけなこと考えずに済むかな?



…とまぁ、自分でも哲学的だなぁと感じるようなことをもっと考えていたんですがw←


ここを読んで何か感じて頂けたら、私たちは仲間です!←え


要するに、一人じゃないよってことです。




生きるのは難しいですね´ω`*




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