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自創作について@
2018/11/16 19:03

 <狂人シリーズについて>

私の自創作である「狂人の組曲」を中心としてその前後の時系列の話を書いたシリーズのことです。

この物語は中高生のころに書き始めたものになります。
そのため、設定が雑な部分も多々あり……いったん完結後に修正を加えてこちらのサイトに移したいなぁと考えています。
一度加筆修正をしましたが、一応メインとなる「狂人の組曲」は書き上げています。

○○の□□、というタイトルはよくある形式ですが、この話はシリーズものにすることが決まっていたので、そのことを意識して第一話を「組曲」としました。

同シリーズの他のタイトルにも曲が入っています。
小夜曲(セレナーデ)、狂詩曲(ラプソディー)、そしてまだ日の目を見ていませんがラストとなる話しが鎮魂曲(レクイエム)です。
このほかに外伝のタイトルも同様のつけ方をしています。

まぁタイトルに関してはシリーズものであることと、読んだ時見た時の語感を重視してつけたので何かをかけているとかそういうのはないです。
おそろしく遅筆(正確には、書き始めれば早いけど後回しにしてる)なのでシリーズとしての完結はいつになるやらという感じですが、死ぬまでにはなんとか……w



 <シリーズの前提となる話>

シリーズ共通の前提として、魔法を扱う“魔術士”と、社会的に不適合と判断された存在を抹消する役割を持つ“狩人”、そして一般的な“人間”が存在し、人外の存在として魔術士が使役する“召喚魔”が存在しています。

魔術士の力は純血であるほど強く、中には国を亡ぼすほどの強大な力を持つ者もいました。
純血の中でも特に銀髪と蒼眼の魔術士は生まれつき保有する魔力が高く、強力な魔法も扱えるとされています。
この物語に登場する一条家は、純血の一族です。

基本的に魔術士たちと人間は棲み分けをしています。
そのため、表立って両者が対立することはありませんでした。
しかし、時代の移り変わりとともに魔法の存在自体が異質なもの、危険なものとして敵視されるようになります。
人間の一部は、“狩人”として魔術士狩りを始めてしまいました。

これが狩人の発端になります。
以後、魔術士と狩人は度々衝突し、最初こそ魔法を扱える魔術士たちが優勢だったものの、そもそもの母数が少ない彼らは徐々に追い詰められていきます。

魔術士の中には我が身可愛さに寝返る者もいました。
裏切り者から得た情報で、さらに狩人は勢力を強めていきます。
狩人は魔術士と対等に戦えるほどの一大組織に成長し、また彼らも一般の人間たちとは異なる存在になりました。

さらには、“魔女”と呼ばれる魔術士が第三勢力として現れます。
状況は混乱を極めました。

ついに迎えた魔術士と狩人の殲滅戦争。
結果は痛み分けに終わりました。
生き残った魔術士たちは逃げるように身を隠し、また狩人たちも普段は一般の人間に紛れる形で生活するようになりました。

こうして表面上の平和が訪れましたが、争いは完全に消えてはいません。

狩人は、犯罪者あるいは予備軍、その他生かしておいては支障がある者を抹消する役割として警察や司法とは独立した狩人協会を立ち上げ、その裏で魔術士の生き残りを探しています。

一方、魔術士はというと、強力な一族はほとんど滅ぼされてしまいましたが、生き残った者は見つからないようにひっそり暮らしています。

魔女の行方は謎とされています。
場を荒らすだけ荒らして、戦争の混乱に乗じて姿を消してしまいました。
森の奥にある館で静かに暮らしているという噂もあります。




今回はここまでにします。

殲滅戦争あたりは外伝で絶賛執筆中のところですね笑

次回は第一話「狂人の組曲」の紹介と、登場人物についてお話したいと思います。

もし興味が湧いたら、またのぞいてやってください。

それではまた。



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