土方×初期沖田




「おい土方コノヤロー!何であたしがこんなに始末書書かなきゃなんないんでィ」

「全部お前が壊したもんだからな」

「普通そういうのは上司の役目じゃねえのかよ!部下の尻拭いは上司がするって遠い昔から決まってた事でさァ」

「おいふざけんなよ。俺がどんだけてめえの尻拭いしたか分かってんのか?」

「だったらほら、これもよろしく頼みまさァ」

「ちょ、始末書顔に押し付けんな!!」

「もうあたしは疲れたんで、後頼みやす」

「お前まだ3枚しか書いてねえだろうがァァ!!普段からまともに仕事しねえ癖に生意気な口叩いてんじゃねえぞ!」

「キャー!!助けて下せェ!土方が狼になりやしたー!!犯されるー!!」

「てめっ、なに適当な事言ってんだよ!!誤解されるだろうが!!だいたいお前みたいな男女だれが犯すか!!」

「あたしに魅力がないつってんですか?どこがだよ、こんな美貌を持つあたしに何が足りないつってんだよ」

「性格最悪じゃねえか」

「最悪なのはお前の食生活だよ。土方、お前もっと自分を見ろよ!周りを不愉快にさせてる事に気づけよ!現実から目をそらすな!」

「一応言うけど俺総羅の上司だからな。つーかなんでタメ口?」

「お前を上司と思え、なんて無理な話だよ土方君」

「よーしお前はそんなに俺に斬られたいんだな?」

「お前なんぞに殺られるくらいならあたしは自分で腹斬りやすね」

「お前本当いちいちムカつくな。ムカつくから一発殴らせろ」

「女に手を出すなんて最低ですねィ。そんなのが副長やってるのは良くないと思いやす。だから死んで下せェ」

「本当そればっかだな!!そんなに俺が嫌いか!?俺がいつ、てめえに迷惑かけたか言ってみろよ!」

「いつあんたがあたしに迷惑かけたかって?よく考えて下せェ。あんたが生きてる事事態が迷惑で仕方ないんですよ。二酸化炭素ばかり吐いて全く!!地球に今すぐ謝りなせェ!!」

「てめえも二酸化炭素ばかり吐いてんだろうがァァ!!だったらお前も地球に謝るべきだと思うよ!!」

「いやでも、土方さんは息がマヨ臭いからね。できれば喋らないでほしいくらい」

「お前がこんなに喋らせてんだろ!!黙って総羅が始末書書けば俺だってこんなに叫ばねえよ!」

「じゃあこうしよう。あたしは黙って眠るから、あんたは始末書書く!名案でさァ!」

「何が名案でさァ、だよ。そのまま永眠させてやろうかァ?」

「キャー助けてー!やっぱり土方に襲われるー!」

「だーかーら!てめえはもう黙れよ!!」

「うあっ、」




(「なんだかんだ言って副長達、仲良いですよね」
「嫌なら構わなければいいのに。副長があんなに構うのも、よく考えれば沖田さんだけだしね」

なんだかんだで愛されてる。)




2011/02.07
土方さんと総羅ちゃんは喧嘩ップルよりのバカップルだといい。










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