しっくす







今日も部活へ行こうと体育館への道を進んでいた。


「あ、緑間くんっ」

「ああ、苗字か」

「何してるの?」

「雑用を頼まれたのだよ」

「そっかぁ...」

「今日は遅れると赤司に言っているのだよ」

「私、手伝おうか?」

「別にいいのだよ。1人でできる」

「練習量が減ったら私も困っちゃうし、手伝うね!」

「...助かるのだよ」



最初から素直になればいいのにな...。まあ、そんなとこが魅力なのかな?



「よーし、終わった!練習行こう」

「ああ...えーと...苗字」

「ん?」

「ありがとう。助かったのだよ」

「いえいえ」



緑間くん、ツンデレなんだよねー。可愛い、可愛い!






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テーマ「人外ファンタジー」
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