美しき日々。<1>

高梨修也の独白




笑い合いながらもずっと頭は動く


構ってほしい、ねぇ・・・
自らの内面を覗き込みながら、ぼんやりと思う

この変人は、俺に、構ってほしいのか。
他の誰かでは果たせない役割が俺に割り振られているのだろうか

なんでかって理由はわからないけれど、俺でなくてはならない理由が確かにそこにあるらしい


それならば、まあ悪くはねぇかな、なんて

少しくらいなら気にしてやろうか
構ってやらんこともないか


そう心に決め、
そしてその考えをあらためようと思うまでにそう時間はかからないのであった






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